なぜ、ボードゲーム『シノミリア』に10万円を投資したのか?

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こんにちは、代表の富山です。

今日は、当社でクラウドファンディングのサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を通じて支援させていただいたボードゲーム『シノミリア』に関するお話をさせていただこうと思います。

クラウドファンディングとは

「クラウド(crowd:群衆)」と「ファンディング(funding:資金調達)」を組み合わせた造語で、インターネット上で不特定多数の人達から資金調達を行うことです。
※私たちの業界で「クラウド」というと、「クラウドコンピューティング」の「クラウド(cloud:雲)」というイメージが強く、混同されがちですね。

資金調達といえば、銀行からの借入や、ベンチャーキャピタル等からの出資を受けるのが一般的でしたが、クラウドファンディングの登場により、誰でも手軽にできるようになりました。

将来的な事業展開の方法の一つとして、当社でもこのクラウドファンディングを活用して資金調達し、新しい商品・サービスを展開できるようになれたら面白そうだなと思っていましたので、そんな矢先に出会ったのが、この『シノミリア』というボードゲームでした。

心底“ざわ‥ざわ‥”するボードゲーム『シノミリア』プロジェクト
“ギャンブル漫画の主人公のようなボードゲーム体験!”向かい合う相手の腹を探る心理戦!0~9の数字カードと30枚のチップというシンプルな構成ながら今までにないシステム“負けたらめっちゃ悔しい!”を追求したルールは大人が本気になって何度も遊びたくなる!2人専用ボードゲームの新定番!!

『シノミリア』とは

日本のボードゲームデザイナーの中で、今、最も注目を集める一人であろう大塚健吾さん(@kengo6312)が企画・ゲームデザインをされた、“ギャンブル漫画の主人公のようなボードゲーム体験”ができる二人対戦用のボードゲームです。

具体的にどうのようなゲームなのかは、また別の機会で紹介させていただきたいと思いますので、今日は『シノミリア』公式サイトの紹介のみに留めたいと思います。

シノミリア - ギャンブル漫画の主人公のようなボードゲーム体験

なぜ、支援したのか?

それは、ズバリ「大塚さんのファンになったから」でしょう。

でも、これだけだとこの記事が終わってしまうので、もう少し付け加えてみると、「見たことも聞いたこともない、誰も知らないボードゲーム『シノミリア』を紹介するやり方が非常に面白いな」と思ったからです。

一番分かりやすい例として、まずはこの動画を観てください。

【ボドゲ】藤原竜也とシノミリア
【ボドゲ】4人でシノミリアやってみた!!

これは、藤原竜也さん(のカイジ)のモノマネが人気なガーリィレコードさんのYouTubeチャンネルで公開された、『シノミリア』に関連する二本の動画です。

見てみると分かりますが、一本目の「【ボドゲ】藤原竜也とシノミリア」は“コント”と言っても差し支えないんじゃないかと思うくらい、見ていて普通に面白いです。

そして二本目の「【ボドゲ】4人でシノミリアやってみた!!」では、ボードゲームプレイ動画としての面白さを持たせつつ、一本目を合わせて視聴すれば『シノミリア』のルールがちゃんと理解できるようになっています。

ボードゲームの説明動画というのは最近非常に多くなってきていると感じていますが、あくまでルール説明動画なので、動画自体が楽しいという感覚を持つ動画はあまりありませんでしたが、そういった意味で、この動画は本当に見事だと思いました。

大塚さんの何が凄い?

大塚さん自身は当初、『シノミリア』を「非常に魅力を伝えづらい作品」と評していました。

そして、そんな「魅力を伝えづらい作品」の魅力を伝えるべく、様々なアプローチを仕掛けます。

  1. “ギャンブル漫画の主人公のようなボードゲーム体験”というテーマ、世界観を作った
  2. 撮影スタジオで、モデルを起用して、『シノミリア』の世界観を表現した宣材写真を作った
  3. 『シノミリア』の主題歌と専用オリジナルBGM二曲を、アーティストに作曲してもらった
  4. 芸能人のYouTubeチャンネルで、『シノミリア』のプレイ動画を公開してもらった

文字で羅列すると伝わり辛いかもしれませんが、正直、一人のボードゲームデザイナーがやることだとは思えません。

ボードゲームの主題歌なんて、聞いたことありません。

でも、「誰もやらなかったことをやる」ことで、話題を作る事に成功していると思いますし、様々な人を巻き込むことにより、大塚さんを知らない人にも、『シノミリア』を知ってもらうキッカケを作れているとも思います。

商品・サービスを作ることは出来ても、その商品・サービスを売ることがなかなか出来ないというケースは非常に多いです。

システム開発の世界で言えば、モノを作れる優秀なエンジニアは沢山いますが、作ったモノで上手くビジネス出来る人って、本当に少ないと思っています。

これから自社製品・自社サービスを展開していこうと考える当社で言えば、素晴らしいシステム・サービスを作れる優秀なエンジニアが、そのシステム・サービスのプロモーションまで、見事なまでにやってみせる、という感じです。

大塚さんは、それを全部一人でやってしまっていました。

面白いボードゲームを作り、それを、色んな人を巻き込んで様々な人に認知させ、結果的に目標金額500,000円のところ、パトロン数453人、達成率289%の1,448,500円と、今回のクラウドファンディングを大成功させました。

これは本当に凄い事だと思います。

作る“モノ”は違えど、正に、私たちがやろうと、やりたいと思っている事を、大塚さんは、全部一人でやってしまったんです。

ファンにならないはずがありません。

大塚さんは、単にボードゲームをデザインするだけでなく、作った先、作った後の事まで、全てをデザインされていたんだろうなと考えていたら、気づけば「プロジェクトを支援する」のボタンを押していました。

『シノミリア』の現在は?

クラウドファンディングが終了した後の『シノミリア』の主な動向をまとめてみました。

・世界最大のボードゲームデータベースサイト「BoardGameGeek」でも話題になる


・『シノミリア』の全言語(日本語以外)のライセンス契約の話が出てくる


・国内最大規模のアナログゲームイベント「ゲームマーケット」で、『シノミリア』完売


・『シノミリア』の1,000個増産が決定、ヨドバシカメラでも販売決定


・Amazonのランキングで『シノミリア』が9位を獲得


・Amazonで販売開始するも、わずか10時間で完売


・『シノミリア』世界選手権大会が開催決定


・ヨドバシカメラのランキングで『シノミリア』が1位を獲得


以上の通り非常に盛り上がりを見せており、日本語以外の言語でも発売されるようになれば、世界中で販売されることになるのではと思います。

この結果から見ても、今回『シノミリア』に支援したことは間違いではなかったと思いますし、支援という形で関われたことを誇りに思いますし、当社の社名を製作者である大塚さんの名前よりも大きく載せていただいたことを本当に光栄に思います。

『シノミリア』が、この先どのような物語を見せてくれるのか、引き続き楽しみに見させていただきたいと思っています!

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社長

社長

オープン系アプリケーションシステムのエンジニア・プロジェクトリーダーとしてパッケージシステムの開発に従事した後、経営企画職を経て、現在、株式会社システムフリージア代表取締役。 経営者としての顔を持つ一方、自社ビジネス拡大のためプロジェクトマネージャとしても活躍中。
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