序章「青年の旅立ち」

oshiro

起ち上げの日、青年は法務局を訪れた。

よくぞ来た!若き青年よ!
そなたはどのような夢を持って起業するのじゃ?

社会に役立つ“仕組み”を創る事で、世界をより自由に、そして豊かにしたいと考えています。

“仕組み”というと…システムの事か?
なるほど、そなたは流行りのシステム開発会社を作るのじゃな?

仕組み創りのビジネスとは、システム開発の領域だけに留まるものではありません。

私の中でシステムとは、所謂「コンピュータシステム」という定義ではなく、「目的を遂行するための体系や組織」という意味で捉えています。

ふむ…

つまりシステム開発の分野だけではなく、あらゆる分野における“仕組み創り”を行う企業を目指すと?

はい。

最初はシステム開発を中心としたITプロ集団の会社としてスタートしますが、将来的には、ITを仕組み創りの為の“有効なツール”として捉え、様々な分野における仕組み創りに挑戦していきます。

フォッ フォッ フォッ。
気に入ったぞ!

じゃが、一人旅は危険すぎる。
街の西のはずれの酒場で仲間を見つけるのがよろしかろう。

分かりました、ありがとうございます!

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